夏を少しでも快適に~涼しい「SUMMERマスクキット」ご紹介~

マスクとともに生きる新しい日常。withマスクの時代です。

様々な場面で新しい生活様式が求められる中、初めての夏が近づいてきます。

マスクが必要とはわかっていながら、どうしても蒸れてしまったり、息苦しかったりで、暑い夏をどう過ごそうかと思案されている方も多いのではないでしょうか。熱中症も心配ですよね。

maffonオフィスでも全員、マスクをつけて発送業務などにあたっているのですが、皆、同じ思いを持っていました。

「少しでも涼しく過ごせるマスクがほしい・・・」

「普通のマスクだと、これからは日焼けが心配・・・」

そんな自分たちの体験をもとに、ニット生地を使った肌触りよい涼しいマスクを目指し、試行錯誤を重ね・・・maffonオリジナルの「SUMMERマスク」が出来上がりました!

今回、「SUMMERマスクキット」として販売いたします。

内容は

無地×メッシュ(W75cm×30cm)・・・2点
両面接着芯(W20cm×38cm)・・・1点
マスクゴム・・・4m(マスク6個分)
型紙・レシピ・・・メンズ・ウーマン・キッズの3サイズ
一重のマスクが最大で6個作れる内容となっております。

種類は3種類

①SUMMERマスクキット タイプ:無地×メッシユ カーキ&杢グレー ¥1,500(税込)
②SUMMERマスクキット タイプ:無地×メッシュ 杢ネイビー&アッシュ ¥1,500(税込)
③SUMMERマスクキット タイプ:無地×メッシュ 杢グレー&オフミント ¥1,500(税込)

パッと見は大きめのマスク、と見えるかもしれませんが、

パターンに細かな工夫が凝らされています。

一番のポイントは顎のライン。絶妙な傾斜で、密着せず涼しいラインを追求しました。

無料配布している「ふふふ・ふわふわジャガードニットマスク」同様、マスク上部のとんがりも今回も採用。鼻の凹凸にフィットする仕上がりになっています。

初心者の方でも楽しんで縫ってもらえるよう、作り方はできるだけ簡単にしました。

もちろん、家庭用の直線ミシンだけでできます。

また、キットには両面接着芯入り。細く切ってマスクの上部と下部に使うことで、着用時にはより形が崩れにくくなり、また縫う時は、ミシンを始めたばかりの方でも縫いやすくなっています。

そして、涼しさだけでなく、日焼け防止にも役立つアイデムです。

たたんで置いた時は、普通のマスクとそれほど違いを感じないのですが、

こうやって広げてみると、その幅広感がわかっていただけるかと思います。

幅広なマスクでお顔を包み込み、日焼け防止に役立ちます。

繰り返しますが、顔を包み込んでも、暑くならないようパターンに工夫を凝らした自信作です!

キットをご購入いただいた方向けに、作り方をご紹介します。

1.生地を裁断します

今回は無地メッシュのカーキ×アイボリーを使用します。

型紙通りに2枚、裁断してください。

中表になるように生地を折って、2枚一緒に裁断すると早いです。

(↓はオフミント×アイボリーの無地メッシュを裁断した時です)

2.中表に重ねて、中央を縫います

裁断した2枚を中表に重ね、

赤線部分を縫います。

縫い代は7ミリです。慎重にゆっくり縫っていってください。生地端から縫い始められれば、最初と最後の返し縫いは省略しても大丈夫です(でも不安な方は、もちろん、ソーイングの基本、返し縫い、してくださいね )。

縫い代を割って、

そのままだと着用時に縫い代がごろついてしまって付け心地が良くないので、両端を抑えます。

マスクの中央にくる部分です。

できるだけ縫い代の端を等間隔で縫えるよう、気を付けて縫ってください(ここも、生地端から縫えるなら、最初と最後の返し縫い、省略しても大丈夫です)。

縫えました。

3.両面接着芯を細く切り、貼り付けます

キットに入っている両面接着芯。

矢印の方向に沿って、5~7mmの細さに切ります。

マスク上部用が25㎝、マスク下部用が34㎝を目安に、2本用意してください。

マスクの上部と下部にそれぞれ挟み込み、アイロンで押さえて接着します。

反対側も同様に。

接着芯自体が細いので、挟み込んでアイロンで押さえるのが少し難しいかもしれませんが、端の曲線に沿って、丁寧にアイロンで押さえてい ってください。

接着芯は、貼った後、冷めるまでは動かさないのが大切です!

温度が低くなる時に、接着が固定されています。まだ温かいまま動かしてしまうと、しっかりと接着できていないことがあります。ご注意ください。

上下に接着できました。


接着芯を付けたところが冷めてから、貼ったところにミシンをかけて押さえます。ここも中央部分と同じように、できるだけ同じ幅で生地端を縫えるよう、ゆっくり縫い進めてくださいね。

上下、縫えました!

4.ゴム通し部分を縫います

両端からそれぞれ1.5㎝折ってアイロンをかけます。

maffonの生地はほつれにくいので、二つ折りで生地端はそのままですが、気になる方はジグザグミシンやロックをかけてもOKです。

この時、全体も形を整えてアイロンをかけておくと、最後の仕上げアイロンの手間が省けますよ。

折っておいたゴム通し部分をミシンで縫います。ここはしっかり、縫いはじめと縫い終わりの返し縫い、してくださいね !

縫えました。

裏側です。

5.ゴムを通します。

幅広マスクなので、通常のマスクより、ゴムは短めで大丈夫です。

耳にちょこんとかけるイメージです。

例えば、スタッフは「ふふふ・ふわふわジャガードニットマスク」の時は28㎝くらいがちょうどよいゴムの長さですが、今回のフレアーマスクだと、22~23㎝くらいがちょうど良いです。

ゴムの長さが長すぎると、顔に密着せず、またあごのラインの涼しさをキープする曲線も出にくくなります。

ご自分にちょうど良い長さを見つけていただければと思います。

完成です!

ぜひ、作って、これまでのマスクとは異なる着け心地、息のしやすさを感じてほしいです。

見た目は、普段よりちょっと大きめマスク、なだけですが、

はいた息がこもらず、口元が暑くならないのです。

ランニングなど、スポーツをする方は、こんな大きさのバンダナ風マスクをつけている方もいますよね。このマスクもウオーキングする方などにも使っていただけたらと思います。

着用の際は、目元の下にマスクが来るようにして、頬骨のラインにそわせるように付けると、あごの周りに隙間ができ、はいた息の逃げ道となります。

ご自分でつける位置を調節して、一番涼しく感じられるポイントを見つけていただければと思います。

そして、とっても作りやすいのです。どんどん、たくさん作ってしまいます。

杢グレーはどんなファッションにも合わせや

すく、オススメです。

オフミントは、より涼しげなイメージに。

スタッフの一押しは、カーキ。濃い色だからこそ、引き締まってみえ、小顔に見えます。ぜひお試しください。

赤いステッチを入れても可愛いです。

両面接着芯がなくなった時は、両面接着テープや、伸び止めテープでも代用できます。

そしてロックミシンをお持ちの方であれば、接着芯などなしで、四方にぐるりとロックをかけるだけで、OKです!

スタッフの中でも、これが一番早くできてお手軽な方法かな、と話しています。

残念ながら、収束はまだ先となりそうなコロナとの闘い。

少しでも快適な生活を続けるため、フレアーマスクをご愛用頂けたら嬉しいです。

「ふふふ・ふわふわジャガードニットマスク」の無料パターン、作り方は↓からどうぞ。

マスク以外にも、お洋服の切り返しなどに人気な無地メッシュ生地は上記ご紹介した以外にもたくさん取り揃えています。こちらもぜひご覧ください。

服を作る、マスクを作る、誰かに作る、自分に作る。

その喜びに添えるような良い生地を、これからも。

Happy sewing with maffon.