入園・入学準備に欠かせない、コップ袋、シューズ袋のレシピです。
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(プリンターによって、実寸ちょうどサイズにプリントアウトされないことがあるようです。
その場合は、表記の実寸になるよう、プリンターとパソコンを調整ください。
ただ、数ミリの差であれば、そのまま作って大丈夫です♪細かいことにこだわるより、ソーイングを楽しみましょう♪)
マフォンの布で作れば、なかなか周りにない柄なので、お子さんも間違えにくいですよね。
何より、かわいい!!
「ニット生地は伸びるのでは?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
マフォンの生地は薄い2枚の生地が接結している作りなので、大丈夫。
コップや体操服、上履き、くらいの軽い物をいれるのであれば、全く問題ありません。
ふわふわの肌触りの、とってもかわいい袋ができますよ。
【作り始める前に】
ハトメを使うレシピです。
「ハトメ」と聞いて、戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが(私もそうでした)、
一度マスターしてしまえば、とっても簡単♪(いくつも作りたくなります♪)
紐通し口をミシンで作るより、手軽な上、仕上がりも格段にアップします!
(既製品のような出来にうっとり・・・)
100円ショップに工具と玉のセットがあります。
(ただ、品薄なのか、私の周りのお店ではおいてある所が少なかったです。買いに行かれる前に、お電話で確認されることをオススメします)
ホームセンターでも、玉数は多くなりますが、セットで700円程度でありました。
はじめての時は、本番前に、必ず、練習を!
1、2回やってみれば、ちょうどよい穴の大きさなどすぐにマスターできるはずです。
手軽で、既製品のような仕上がりになるハトメ、この機会に是非チャレンジしてみてくだい!!
コップ袋の作り方を説明します。シューズ袋もサイズが異なるだけで、作り方は同じです。
①パターンをプリントアウトします
②パターンをカットします
(裁ちばさみで紙は絶対に切らないようにしてくださいね。すぐに切れ味が悪くなってしまいます!)
切れました
③2枚のパターンを貼り合わせます
のりしろ位置を確認して、
のりやテープで貼り合わせます。
パターンができました。
④パターンを生地に重ねて、生地を裁断します
生地にパターンを重ねて、
細断します
パターンで「わ」と書いてあるところは、布を二つ折にした時に、折山になるところです。
模様に上下の向きがある布の時は、布の向きにもご注意くださいね。
⑤マチ付け位置に印を付けます
パターンを重ねたまま、下の方にあるマチ付け位置2カ所に印を付けます。
私は裁ちばさみで0.3㎝くらいの切り込みを入れますが、
切るのが怖い方は、チャコペンやマーカーでちょっと印をつけてもOKです。
後で、分かれば、どんな形でもいいですよ♪
⑥ハトメ付け位置に穴を開けます
【ご注意!】
ハトメをつけるのが初めてな方は、一度、不要な布で練習されることをおススメします!
大きすぎると、ハトメの玉が抜けてしまい、やり直しは出来ないので、注意が必要ですが、
穴が小さすぎてもハトメの玉が入りません。
ご自分の手加減で、ちょうどいい穴の大きさを見つけてください。
パターンを生地に重ねたまま、「ハトメ付け位置」と書いてある2ヶ所に、千枚通しや先のとがったペンで穴を開けます。
もう一カ所。
2枚一緒に、同じ場所に開けます。穴は合計4ヶ所になるはずです。
紙の上からでは、穴がまだ小さいので、直接布に千枚通しをあて、穴を広げます。
⑦4ヶ所にハトメをつけます
ハトメを袋の表になる方から差込み、
筒の部分を出します。
筒の先が出るように(でも決して穴は大きくなりすぎないように)してください。
私は千枚通しの先で、筒の上に渡っている糸を脇に移動させたり、指を押し当てて穴を広げたりしています。
この辺はご自分の手加減で見極めて下さいね。
(筒の部分を出しすぎると、穴が大きくなりすぎてしまうことがあります。ご注意ください)
工具を合わせます。
【ご注意!】
丸い押さえが付いている方が、上から押さえる方になります!
(私も何度か間違えました・・・。皆さま、ご注意ください)
ギュッとかしめます。
いろいろな方向からかしめて、しっかりと布につけてください
ハトメがつきました!感動!!!
裏側はこうなっています
【補強したい時】
補強したい時は、ハトメをつける位置の裏側に、接着芯や伸び止めテープをはり、その上からハトメをつけると、より丈夫になります。
もしくは、ハトメをかしめる直前に、ボンドを回りに塗り、
かしめる方法も補強となります。
工具がボンドで汚れてしまう欠点もありますが、拭き取ればOKでしょう。
入れるものや用途によって、お好みの方法で、補強してくださいね。
合計4カ所、ハトメをつけてください。
ここまでこれば、もうあと少し!がんばって下さい!
⑧袋口のアイロンをかけておきます
小さい物は、縫いあがってからアイロンをかけるのは大変なので、
縫う前にかけておく方がおススメです。
上端から1cmを折ってアイロン
さらに4cm折ってアイロン
⑨生地を中表に折って、脇を縫います
⑩マチを作ります
さきほどつけたマチ位置線を確認し、
2つのマチ位置線の真ん中を折り込み、
2つのマチ位置線を重ねるように、合わせます
クリップでとめます
反対側も同じように折り込んで
クリップでとめます
両方とも折り込んだところ
写真だとわかりにくいですが、
断面図はこうなっているはずです
⑪底を縫います
縫ったら、表に返します
さあ、完成はもうすぐです!!
⑩袋口を縫います
先ほどアイロンをかけておいた跡にあわせ、1cm、4cmの三つ折にし、
折った端を縫います。
筒状の物を縫う時は、筒の中を覗き込むように、ミシンをかけるとかけやすいです。
⑬ヒモを通します
写真のようにヒモが通るよう、それぞれの穴からヒモを通します
⑫完成です!!
キュッとひもをひけば!
かわいいかわいいコップ袋。
深さもたっぷりあるので、歯ブラシを入れても大丈夫。
ハギレでできちゃう大きさです。
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兄弟で色使いを逆にしてもかわいいですね♪
お母さん、おばあちゃんが作ってくれたものなら、愛着もひとしお。
私自身も子どもの頃、祖母が作ってくれた手袋や巾着をとてもとても大切にしていたことを
思い出します。
手作りの品って、離れていても、作ってくれた人がそばにいて守ってくれているような
気持ちにさせてくれるんですよね。
新入園、新入学と新しい環境にドキドキしているキッズたちの心強い味方となってくれるでしょう♪
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皆さんの作品、楽しみにしています。