夏休みの自由研究にも ~移動ポケットの作り方~

こんにちは!

withコロナの夏です。何かと周りに気を付けて生活しなければならない時期。

お家時間が増えている方も多いと思います。

今日は、夏休みの自由研究の作品としてもぴったりな、

お子さん向けの移動ポケットの作り方をご紹介します。

「移動ポケット」と検索すれば、ネット上で本当に色々なパターンが出てきますよね。

今回、スタッフの周りの小学生のお子さんから、

・「アルコール消毒液も持ち歩くようになったから、前より大きなもの」

・「ティッシュが飛び出さないもの」

・「ふたは深めで、マジックテープがついたもの」

がほしい!

という声を聞いたのをきっかけに、

消毒液のボトルも入る、リバーシブルジャガードニットを使ったmaffonオリジナルの移動ポケットを考えてみました!

縦11㎝×横15㎝のちょっと大きめサイズだから、アルコール消毒液のボトルもしっかり入ります。

そして、ポケットティッシュが飛び出しにくいように、上下のティッシュ口が少しだけ重なるような仕様にしました。

必要な生地の長さは、全体で縦23㎝×横68㎝。

生地幅が通常の半分(W75㎝×長さ30㎝)のカットクロスでできますよ!

見ているだけで楽しい、色々な柄のカットクロスはこちら→カットクロス

SOR_6930

(生地巾75㎝、長さ30㎝は↑くらいの大きさです。カットクロスはアニバーサリー企画第二弾!。イベント販売限定の規格外サイズのカットクロスを夏の期間限定でご案内させていただいています)

そもそも「移動ポケットって何?」という方のためにご説明すると、

子どもたちが、ハンカチやティッシュを入れ、ウエストに着けるポーチです。

手芸店や百円ショップなどで売っている「バンドクリップ」を、ポーチの裏側の紐に通して使います。

ポケットがない服でもハンカチやティッシュが持ち運べ、またウエストポーチよりずっとコンパクト。

スカートやパンツの腰部分の好きな場所に着けられるから、「移動ポケット」という名前がついたのだと思います。

もちろん、サイズを変えれば、もっと小さめに、園児さんサイズにもできますよ。無地の布帛(伸びない布)と組み合わせるのもおすすめです。

せっかくのmaffonのリバーシブルの生地だから、

同じ生地でも、外側と

内側で色使いを変えると、楽しめるのじゃないかな、と思います。

そして、このサイズではちょっと大きいかな?という子のために、小さめサイズも最後に紹介しています。子供用ティッシュがぴったり入る大きさです。ティッシュとハンカチだけが必要な子には、こちらの方がコンパクトでいいかもしれません。

お家にいることが多いこの夏。ブログを見ながら、お子さんと一緒に作ってくださったら嬉しいです。

では早速、作ってみましょう!

1.生地を準備します

本体4パーツ+ひも部分でできています。

本体部分は4パーツ。

外側、内側、ティッシュポケット上、ティッシュポケット下、です。

以下のように裁断してください。

  • 外側 縦23㎝×横17㎝
  • 内側 縦22.5㎝×横17㎝
  • ティッシュポケット上 縦21㎝×横17㎝
  • ティッシュポケット下 縦9.5㎝×横17㎝
  • ヒモ 縦6㎝×横17㎝

布目(生地ののびない方向)はすべて同じです。

外側と内側の布の上部(フタになる部分です)の角は丸みをつけて切り落とします。

上下の向きのある柄の場合、特に外側は、柄の向きが以下のようになるように裁断するように気を付けてください。

使用した時に、柄が反対向きだとせっかくつくっても悲しいです。

お子さんが最初に作るなら、柄の向きがない生地の方が、失敗がなくていいかもしれません。

外側とティッシュポケット上の以下の部分に合印を入れてください。

合印は、あとの工程で目印になるものです。裁ちばさみの先を使って、2,3ミリ切り込みを入れてください。(くれぐれも縫い代の1㎝よりも大きくならないよう、ご注意ください!)

ヒモ部分は別の布で、

  • 6㎝×17㎝

の薄い布帛(伸びない布)をご用意ください。

ひも部分をmaffonのニット生地で作ろうと思うと、どうしても分厚く、伸びやすくなってしまいます。布帛でも、薄手~中くらいの厚さがおすすめです。

このほか、必要なのは、

  • 接着芯(外側布の裏に貼る。薄手または普通地用でOK)
  • 伸び止めテープ(ニット用でも普通地用でも可)
  • マジックテープ(面ファスナー)3~5㎝

です。

糸は、ニットソーイングでよく使うレジロンなど「伸びる糸」ではなく、通常のミシン糸で大丈夫です。

では、作り始めましょう!

2.本体を縫う前に下準備

(お子さんだと、「ミシンをすぐに使いたい!」となりがちですが・・💦

お料理と一緒で、ソーイングも下準備こそが大切で、きれいな作品作りのコツ、ということ教えてあげてくださいね)

接着芯を、外側布の裏に貼ってください。

続いてヒモを作りましょう。

先ほどの別布を、端を真ん中で折り合わせるようにアイロンで折り目を付けて、

さらに折ります。

両側をミシンで縫います。

これでヒモができました。

続いてティッシュポケットの上下布、ティッシュが出る口の部分を縫いましょう。

基本は1㎝、1㎝の三つ折りなのですが、

そのままだと、ニット生地なので、使っていくうちに、伸びてきてしまうことがあります。それを避けるため、伸び止めテープを、布の裏側、端に貼って三つ折りします。

貼り方は、まずテープなしで端から2㎝折ってアイロンをかけ、

折り目にそってテープを置いて、接着

そのあとは、通常の三つ折りと同じように、まずは端から1㎝折ってアイロン、

もう一度1㎝折ってアイロンをかけ、

ミシンをかけます。

同じようにティッシュポケット上も縫ってください。

伸び止めテープはニット用でも布帛(普通地)用でもどちらでも大丈夫です。布帛(普通地)用の方が、ピシッと貼れました。

もし貼らないと、縫った後、だらりとなってしまって、ティッシュも落ちやすく、見栄えもよくありません。

上がテープを貼ったもの、下は貼っていないもの

伸び止めテープでなくても、接着芯を細くして貼ったり、ティッシュポケット全体に接着芯を貼ってしまってもOKです。お好みに合わせてお使いください。

続いて内側布とティッシュポケット下に、マジックテープを縫い付けます。

固い方を内側、ふわふわの方をティッシュポケット下に縫い付けます。

内側は、端から2.5㎝

ティッシュポケット下は端から0.5㎝、のところに、

縫い付けてください。

さあ、これで下準備はできました。

早速縫っていきましょう!

3.外側に、ヒモ、ティッシュポケット下を縫い付けます

外側、ヒモ、ティッシュポケット下を用意。

ヒモ部分は、最初につけた合印に合わせて、ティッシュポケットは中表になるように、重ねます。

ヒモの位置は、最初に付けた合印を目安にしてください。

外側とティッシュポケットは縫い代1㎝で、ヒモは一番端を仮止めしてから、さらに端から3.5㎝のところを4,5回返し縫いして縫い付けます。

まずは外側とティッシュポケット下を縫い付け、

ヒモも縫い付けます。一番端は仮止めなので、一回縫うだけで大丈夫ですが、端から3.5㎝の部分は、クリップを通す部分になり、一番負荷がかかる部分になります。4,5回返し縫いして縫い付けましょう。

縫えました。

4.内側とティッシュポケット上を縫い合わせます

内側布とティッシュポケット上を、中表になるように置いて、

(さきほど三つ折りして縫った部分は上になるように置きます)

縫い代1㎝で縫います。

縫えました。

先ほどつけた合印を目印に、ティッシュポケット上を前側に折ります。

(合印は、三つ折りして縫った部分からは、6.5㎝離れているはずです。もしずれてしまった場合は、三つ折り部分から6.5㎝で折れば大丈夫です。)

形を整えます。

5.外側と内側を縫い合わせます

外側と内側を

中表になるように重ねます。

内側の方が、長さが0.5㎝小さいのですが、ほぼ同じ大きさで重なるはずです。ニット生地なので、伸びる特性を生かし、四隅がぴったり重なるように重ねてください。

ティッシュポケットの口が重なるようにおかれていれば、OKです!

縫い代1cmで赤線部分を縫います。

分厚い部分もあるので、ずれないように気を付けて、ゆっくりと縫い進めてください。

縫い終わったら、四隅の余分な部分をカットしておきましょう。表に返した時、きれいです。ただ、くれぐれも線を越えて切ってしまわないよう、ご注意ください!

6.表に返します

さあ、作っていて一番楽しい、表に返す瞬間です!

最後にティッシュポケット下を表に返せば、

出来上がりです。

最後にアイロンで形を整えて、

バンドクリップを付ければ、

完成です!

折り目があったり、少々面倒に感じるかもしれませんが、一工程づつ確実にやっていけば、きっとできると思います!そして2個めからは、もっと簡単にできるはずですよ。ファッションに合わせて楽しめるよう、2つ作るのもおすすめです。

涼し気なクラゲ柄で作ってみました。

こちらは、元気が出るようなファインドット柄で。

大人用のポケットティッシュでも入るサイズです。

作る当初の目的だった、消毒液もちゃんと入りました!

また、お家にある長方形のハギレなのだけど、縦(布目、伸びない方)の長さが23㎝に足りない!ということもありますよね。

外側の布であれば、接着芯を裏に貼るので、布目の方向が逆になっても大丈夫です。

例えばこのナマケモノ柄。

布目の方向には、23㎝が取れなかったので、↓のように裁断し、接着芯を貼りました。

外側の布に接着芯が貼ってあるので、型崩れの心配もなく、できました。

長さが足りなくても、接着芯を貼れば大丈夫なので、あきらめず、ハギレを有効に使っていただければ嬉しいです。

小さめサイズのご紹介

消毒液は必要なく、ハンカチとティッシュだけ入ればOK、と小さめサイズをご希望の場合、

  • 外側 縦17.5㎝×横13㎝
  • 内側 縦17㎝×横13㎝
  • ポケットティッシュ上 縦16㎝×横13㎝
  • ポケットティッシュ下 縦7.5㎝×横13㎝
  • ヒモ(別布) 縦5㎝×横13㎝

で作れます。

サンプルに使ったのは、音符柄です。

作り方は、大きめサイズと一緒ですが、2点だけ変更点があります。

  • マジックテープの長さは2.5~3㎝で
  • 内側のマジックテープ(固い方)は端から2㎝の場所につける

あとは同じように作っていってください。

子どもサイズのティッシュとハンカチがぴったり入るサイズです。

大きめサイズとの違いはこれくらいです。

ただ、小さめサイズはハンカチを小さくたたまなければいけないので、お子さんによっては使いづらい子もいるかもしれません。お子さんのリクエストに合わせたぴったりサイズをつくってあげてくださいね。

maffonのジャガードニットソックスづくりでも思いましたが、小さいサイズのものってなんでこんなに、いくつもいくつも作りたくなってしまうのでしょう。

こちらはユニコーン柄と、ティッシュポケットは無地×メッシュで作ってみました。

そして、後のヒモをつけなければ、大人用のお化粧ポーチとして使っても素敵です。

ふふふ・ふわふわジャガードニットマスクも入ります。

私はワンチャンを買っていませんが、散歩に持っていくのに必要なビニール袋やティッシュなどのグッズの大きさに合わせて作れば、お散歩グッズとしても活用できるかもしれません♪

自由研究のポイントは、「なぜそれを作りたいか、の思いから始まって、自分でいかに考えて工夫したか」だとも思います。

自分が使うお気に入りのハンカチやティッシュのサイズ、何を入れたいか、どうすれば使いやすさを考えることこそ、「研究」の第一歩。

スタッフもこのレシピを考えるために、何度も試作し、紙に描いて計算しました。算数のトレーニングになりました(笑)。

この夏、親子で挑戦していただければ嬉しいです。

作ったものをSNSにあげる時は、

#maffonレシピ作りました

のタグをつけていただけると、スタッフの励みになります♪

外に出られなくても、お家でクリエイティブな夏に。

Happy sewing with maffon.