こんにちは！お盆を過ぎましたが、まだまだ暑さが続きます。
maffonオフィスのある名古屋も、連日の暑さにスタッフもへとへと・・・
とはならず、カート更新や出荷、新しいパターン作り（お楽しみに！）やソーイングに精を出しています。
withコロナの時代にも、変わらず、作る喜びをお客様にご提供できればと思います。
今日は、maffonの夏ならではの商品、暑さの中でも涼しさを演出できる、パイルジャガードニット生地をご紹介します。
パイルジャガードニット生地は、毎年夏にかけて生産していますが、毎シーズン、在庫限りで終了する生地です。
秋～春にかけての追加生産は行いません。この夏の生地は、この夏しか買えない！と思って、気になる生地があったら是非チェックしてくださいね。
はじめにパイルジャガードニット生地について、少しご説明。
通常のmaffonのリバーシブルジャガードニットの綿１００％とは異なり、
綿80％ ポリエステル20％
の混成率になっています。
ポリエステルが入っているので、この、タオル生地のようなモコモコ感が生まれます。
でも、maffonの生地として、肌触りのよさは絶対に必要。
肌に当たる裏側と表側のモコモコは綿100％！
表側の無地の白っぽい部分がポリエステルです。
その為、化繊のべたつく感じがまったくなく、さらりとふわふわな肌触りの生地に仕上がっています。
綿１００％にこだわりたい！という方にも、ぜひ一度使っていただきたいです。
我が家でも夏の涼しいパンツなどに使っていますが、肌触りの違いは感じません♪
ただ、パイルジャガードニットは、リバーシブルではありません。
ベタ平生地のように、一面だけが使える生地ですが、でもリバーシブルに負けない魅力を持っています。ぜひ一度お手に取ってみてください。
今回は、こちらの
と、夏の定番、
を使ったソーイングをご紹介します！
まずはピンクベージュのフルーツ柄。５０ｃｍ。
フルーツ柄は、いろんなフルーツが並んで、見ていて本当に楽しい生地です。
パイルジャガードニットで一点だけ、注意点があるとすれば、生地端が通常のリバーシブルジャガードニットより丸まりやすい、ということです。
裁断しづらければ、このように重しを置いて、裁断してみてください。
生地を半分に折って、裁断します。
切れました。
ウエスト部分のスパンフライスも用意して、
ロックミシンで、通常の生地と同じように縫っていきます。
あっという間に完成です！
パッと見るとスカートですが、
キュロットです。動きやすそうな作りです。
。
簡単に作れて、存在感もあるボトムス。ぜひ大切な女の子に、作ってあげてください。
そして、お次は、こちらのヨット柄。夏らしくて、ビーチにぴったりな雰囲気です。
今回は、こちらの本から、
こちらのサイズ１３０㎝のラグランパーカーを作ってみました。
涼し気なパーカーになりました。
（１３０サイズで作成、モデル身長１３1㎝）
夏のビーチに似合う雰囲気。
冷房の効きすぎた室内や、気温が下がってきた時の調節にも、さっと着れて役立ちそうです。
このパターン、ファスナー付けの工程もあるので、初心者さんには、ちょっと難しそう・・・と思われてしまうかもしれませんが、
丁寧な説明があるので、大丈夫です。
それでも、最初は「よくわからない！」ということ、あると思うんです。スタッフも最初のころは、うーーん、この細かいところがよくわからない・・・ということばかりでした。
でもそこで投げ出さず、まずは、自分で「こうかな？」と思うように作ってみてください。なかなか１００点満点なんて、最初から作れないですし、ソーイングを続けているスタッフでも、まだ何度でも間違えます。
とにかく、「習うより慣れろ」の精神で、間違ったら間違ったで、やり直したり、間違えたところを外から見えないようにつくろったり、次に活かしたり。ソーイングは、そういう繰り返しで、上達するものなんだな、と感じています。
「縫っただけ、上達する」という祖母の言葉が、本当にそのままだな、と思います。
と、いうわけで、初心者さんも、ファスナー付けを怖がらず、とりあえず縫って形にしてみましょう！
ちなみに、ファスナーの余分な部分のツメを取り除く時、ファスナーがプラスチック製のものなら、私は１００円ショップの爪切りを使っています。
（本当に自分が生活に使う爪切りだと、切れ味が悪くなってしまうのが嫌だったので、プラスチック切断用に１００円ショップで買いました）
ペンチがなくても簡単に切れるのでお勧めです。
そして、パーカーのフード部分も、「難しいのでは？」と敬遠される方もいるかもしれません。でも、衿付けより簡単に感じるくらい、難しくありませんよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
さて、パーカーを作ったハギレが少し残りました。
カラフルジャガードニットソックスのパターンで、靴下を作ってみました！
パイル生地で靴下って、どうなるかな？と思っていましたが、かわいい仕上がりになりました。
魅力いっぱいのパイルジャガードニット生地。まだまだ残暑は続きます。ぜひ、素敵な作品を作ってみてくださいね。
そのほかのパイル生地もこちらからご覧ください。
デザイン大賞２０２０も募集中です！
本格的なデザイン画でなくても大丈夫です。お気軽にご応募してみてくださいね。
Happy sewing with maffon.