こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。
ウィズコロナの時代、手洗いが日常でも必須になってしばらくたちますね。
マスクとともに、大人から子どもまで、ハンカチも必須アイテムになってきました。
つらい時期だけれど、何とか楽しく過ごしたい。少しでも楽しくなれるような日常使いのアイテムをご紹介したい、との思いから、
マフォンの生地を使ったハンカチの作り方をご紹介します。
色々な作り方がありますが、今回は一番簡単で、初心者の方にもおすすめなWガーゼの裏地をつけたバージョンをご紹介します。もちろん家庭用ミシンでできます。
入園・入学アイテムとしてもおすすめですよ。ハギレ消費にもなります。ぜひ挑戦してみてください。
是非お手元にある生地で、お気に入りのハンカチを作ってみてくださいね。
W(ダブル)ガーゼの裏地付きハンカチ作り方
maffonの生地に、Wガーゼの裏地をつけてハンカチを作ります。
出来上がりのハンカチサイズは20㎝×20㎝になります。
①21㎝×21㎝のmaffon生地と、Wガーゼを用意します。
それぞれ21㎝四方の生地を用意します。Wガーゼは縦横、伸びにくさはそれほど変わらないので、布目(生地の方向=布端の耳に平行な方向)は気にせず、どちらでも大丈夫だと思います。
もし、もっとふわふわ仕様にしたければ、Wガーゼを二枚重ねにすると、4重ガーゼ仕様になります。ふわふわ感は増しますが、重ねた分、分厚くはなります。ポケットの大きさやお好みに合わせてくださいね。
②中表に合わせ、返し口6㎝を残して縫います
縫い代1㎝で、返し口6㎝を残して、周囲を縫います。縫いはじめ、縫い終わりにはもちろん返し縫いをお忘れなく。
この時、ご注意!
2枚を縫う時は、Wガーゼが上、maffonのニット生地が下、にくるようにミシンをかけてください。
反対にして縫うと、maffonのニット生地の方が伸びやすく、2枚がずれやすいです。ご注意ください。
ハンカチに限らず、布帛(伸びない布)とmaffonのようなニット生地を縫い合わせる時は、ニット生地を下にして縫うと、二枚がずれにくいです。試してみてください。
縫えました。
③四隅を切り落とします。
角をきれいに出すための工程です。
④返し口から表に返し、角を整えます。
返し口から表に返します。
裏側はこんな感じになっています。
千枚通しで角が直角になるように出します。ただ、力を入れすぎたりすると、生地を傷めやすいです。慎重に仕上げてください。
千枚通しがない場合や、千枚通しでは強すぎて生地を傷めてしまう場合、ミシン針でも代用できます。使いやすい方で、角を出してくださいね。
⑤アイロンで仕上がりに形を整えます
しっかりとアイロンをかけます。
⑥周囲を一周縫います
端から2,3ミリのところを、ぐるりと一周縫います。
この時も、Wガーゼが上、maffon生地が下、になるように縫っていってください。
ガタガタにならないよう、ゆっくりと縫い進めてください。
完成です!
20㎝×20㎝のハンカチができました。
裏側。
裏地がWガーゼ(布帛)なので、伸びにくく、型崩れしにくいです。
折りたたんでも、かさばるほどではありません。小学生のお子さんであれば、使いやすい大きさだと思います。
大人でも、使う方によりますが、スタッフもよく使っています。
男の子の入学祝いに、黒でクールなハンカチはいかがでしょうか。ステーショナリー柄なら、勉強のやる気が出るかもしれません!
大きさは自由に変えられるのがハンカチの良い所。皆さんもお好きなサイズで、ぜひたくさん作ってみてください。
春らしく、パステルカラーのハンカチをたくさん作りました。
色は本当に不思議です。同じものを作っても、あたたかな春を感じられたり、気分がふわりと柔らかくなったり。
お家のハギレもぜひ活用して作ってみてくださいね。
長方形ハンカチにアレンジ
そして、スタッフもハンカチ=正方形、と思い込んでいたのですが、最近は長方形のものも人気のようです。
確かに、折りたたみやすく、使いやすそうです!
正方形のものより、厚みがないため、ポケットにも納めやすそうです。
作り方は先ほどと全く同じ。
用意するサイズが、子ども用は20㎝×11㎝、大人用は25㎝×13㎝で、縫い代1㎝でWガーゼと縫い合わせるだけです。
カシミヤ×アイボリーのプティフルール柄なら大人でも使いこなせるハンカチに。
ふいた直後は正方形よりベタっとした感じもありますが、ポケットに入れたときのコンパクトさやたたみやすさは、正方形よりも長方形の方が良いです。
一日に手洗いの頻度が多い方はより面積が大きい正方形の方が良いかもしれません。
どちらの形が使いやすいか、ぜひお試しいただければと思います。
いちごや動物柄は、お子さんも喜んでくれそうです。
ぜひお気に入りの一枚を作ってみてください。
きっと手洗いのたび、少しだけ心が明るくなるのが感じられるはずです。
水通しについて
今回裏地に使ったWガーゼ、といえば、買った直後にそのまま使うのではなく、水通しが推奨されている生地です。
(「水通しって?」という方にご説明すると、作品を作り始める前に、数時間~半日、生地を水につけ、乾かしてアイロンをかける工程のことです。特にリネンなど縮む生地では、必要な工程です。縮む生地で水通しをしないまま洋服など作ってしまうと、洗濯したら丈が短くなってしまったりします。ちなみにmaffonの生地は、水通し加工済みなので、水通しなしで使い始めてもらって大丈夫です。ただ、気になられる方は水通ししていただくことをおすすめしています。)
「水通し・・・すぐに作り始めたいのに、面倒だなぁ・・・」と思う方!(私もそうです・・!)
水通しが必要なことは分かっているけど、「今、作りたい!」という気分で突き進みたいときもありますよね(笑)
今回、Wガーゼを水通ししたものとしていないものを作って比較してみました。
右の黄色いシールがついている方が水通ししてから作ったもの、左が水通しせずに作ったもので、どちらも一度洗濯した後の状態です。
重ねてみると、ほぼ同じ大きさ。
若干、本当に若干、水通ししていない方が縮んでいるのがわかります。
計ってみると、2,3ミリ。
この差を、どう考えるかは、作り手の方次第だと思いますが、私はハンカチであれば、ミリ単位の縮みはそれほど気にならないはず!と思いました。現在、ハンカチ作りは水通しなしで作っています。
ただし、Wガーゼでも、作るものが、洋服など大きなものになれば、縮みはより大きくなってきます。その場合はもちろん、きちんと水通ししてから裁断することをおすすめします。
ハンカチ一つですが、使う度、少しだけ気分が明るくなるのを感じていただければ嬉しいです。
コロナとの闘いが長期戦になってきて、なかなか気分も晴れないことも多い中、本当に生活のささいなこと、小さなことで、気分を明るくする大切さを感じています。
入園・入学を控えたお子様にも、ぜひ作ってあげてほしいです。
もちろん、新学年に向けて気持ちを切り替えたいお兄さん、お姉さんの応援アイテムとしてもおすすめです。
是非、お家時間の楽しみに、作ってみてください。
Instagramにあげる際は、
#maffonレシピ作りました
のタグをつけていただけると、スタッフの励みになります!
どうぞよろしくお願いします。
今回は一番簡単な作り方をご紹介しましたが、ハンカチ作りはこのほか色々バリエーションがあります。今後、ご紹介していくので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
Happy sewing with maffon.