爽やかな風を感じる花柄 ~ミュゲ柄ご紹介~

こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。

本日は、春から初夏のソーイングにもぴったりなこちらの「ミュゲ柄」をご紹介します。


可憐な小さなお花が生地巾いっぱいにちりばめられ、満開の花畑が広がるようです。

「ミュゲ」はフランス語で「すずらん」を意味します。すずらんの開花は5~6月ごろだそう。春から初夏の爽やかなイメージにぴったりの柄です。

ふわふわころんとしたかわいらしいすずらんたちです。


見ているだけで優しいまなざしになってしまうような、柔らかな印象のデザイン。

くせのない上品な柄ですので、お子様から大人まで楽しんでいただけると思います。


無地の部分が少なく、表側と裏側の接結面が多い柄なので、生地端が丸まってくることもありません。とても縫いやすく仕上がっていますので、初心者の方にもぜひおすすめしたいです。もちろん、家庭用ミシンで簡単に縫うことができます。

何を作ろうか、色々考える時間が楽しめるのもソーイングのだいご味です。

今回は、2歳くらいの女の子をイメージして、90サイズのワンピースに仕立てました。

ふわりと風にそよぐように、スカートのドレープが広がります。

柔らかな風を感じられるような柄です。

90サイズの小さな小さな袖。

春から初夏の訪れをお家の中でも感じられそうな柄です。

内側に見える、裏側の配色もとても可愛い。

お家の中に、生活の中にあるだけで、優しい気持ちになれる柄だと思います。

色違い、フレンチローズ×アイボリーの配色でも作ってみました。

ピンクもまた違った雰囲気です。

並べると、さらに可愛い「ミュゲ柄」のワンピース。

双子ちゃんが着てくれたら、きっとたまらない可愛さだと思います。

残ったハギレで、まん丸スタイも作ってみました。

まん丸スタイの無料レシピはこちらからどうぞ。

よだれが多めのお子様には、こちらの生地3枚重ねがおすすめです。生地と生地の間に、さらに一枚maffonの生地を挟み込むだけ。より、ふかふかの仕上がりになります。

スタッフも最近、出産祝いなどに贈る際はいつも、3枚重ね仕上げにしています。

今回も、3枚重ねで仕上げました。

裏側はフレンチローズのミュゲ柄を使って。

ふかふかの安定感あるスタイ。

ワンピースにもよく似合います。

ぜひ、皆様の手で、素敵な作品に仕上げていただけたら嬉しいです。

皆さんに作っていただいた数だけ、生地の魅力が増えていくと思います。

大切な人のために作っても、自分のために作っても。

作る時間も愛おしいもの。ソーイングのそんな楽しさを感じていただければ嬉しいです。

さて、今回のワンピース、実はmaffonオリジナルの型紙、「maffonのニットでつくるベーシックTシャツ」90サイズの型紙を利用し、自分でスカートラインを引いて型紙をアレンジし、作ってみました!

型紙はこちら。

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首~肩~袖の部分はTシャツのまま、

脇から、裾に向かって、直線でスカートラインを書きました。

2歳くらいのお子さんは、まだお腹がぽっこり出ているので、体のラインに沿うように前見頃の巾に余裕を持たせ、裾はきれいなカーブを描くようにしました。

思ったようなドレープを出すことができました!

スタッフはソーイングを始めて10年。最初は「家で服が作れるの?!」からスタートした自分が、間違いもたくさんしながら、今では型紙をアレンジすることもできるようになったことに驚きます。

洋裁の経験は小・中学校の家庭科まで。実家に眠っていた30年前のミシンを引っ張り出し、図書館で借りてきた本を読みながらスタートしたスタッフのソーイング歴。最初はスタイ作りから始めたと思います。

始めたころは、「ニット生地」も、生地の方向も、よくわかっておらず、伸びない布帛でTシャツを作ってしまったり。縫う位置を何度も間違えたり。縫いなおそうと、ほどこうとして生地に穴が開いてしまったり。

そうこうしているうちに、ロックミシンがあると便利そうだなー、ミシンも毎回修理代がかかるから新しいものが欲しいなーと買い換えていき、今に至ります。

スタッフの祖母は洋裁が趣味でしたが、「縫えば縫うほどうまくなるもんだよ」と教えてくれました。今、それを実感しています。(祖母は亡くなってしまいましたが、もっと洋裁のこと、話しておけばよかったな、といつも思います。祖母たちの世代は、家で服を作る、が当たり前だったのですよね)

上達が感じられることに加え、スタッフはmaffonの生地の肌触り、デザインの良さが、触っているだけで嬉しくて、続けてこられたのだと感じます。

作っている時も嬉しいのに、完成して作品が目の前に出来上がると、より生地が可愛く生き生きと見え、心も晴れ晴れとします。

さらに自分の子どもや、プレゼントした相手が着てくれた時の嬉しさはひとしおです。言葉で言い表せないくらい、心に幸せな満足感が広がります。

そんなソーイングの楽しさをこれからも伝えていきたいと思っています。

今、「私にも縫えるかな?」「ニットソーイングは難しそう・・」と思っている方も、大丈夫です!

続ければきっときっと、うまくなります(専門学校にも行かず、本だけで勉強したスタッフが実感を込めて断言できます)!

そんなソーイングの楽しさを伝えていけるよう、これからも頑張ります。

今回、ご紹介した生地はこちら。春のソーイングにぴったりな配色です。

ぜひ季節とともに、楽しんでみてくださいね。

Happy sewing with maffon.