こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。
名古屋では雨の日も続いていますが、連休の週末、皆様、どのようにお過ごしでしょうか。
お休みの時こそ、日々の生活から少し離れた環境に自分を置いてのびのびしたい時ってありますよね。
それは自分自身のリフレッシュにもつながります。
私にとってのリフレッシュは映画だったり美術作品を見たりと芸術に触れることや、キャンプなど自然の中に自分を置くこと。あえて感情や心が動かない状態に身を置いたり、またその逆で心が驚くこと、わくわくすることに自らを置くことが、エネルギーの源になっています。
今年、久しぶりにそんな気分を全身で感じたいと、瀬戸内海に浮かぶアートの島・直島に行ってきました。
旅のお供に連れて行ったのは、こちらのペットボトルカバー!
作り方はこちらです。
こちらの動画では、リバーシブル仕様の作り方をご紹介しています。
(maffonのYOUTUBEチャンネルではこれからも楽しい企画を発信予定です。ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします!)
凍った飲み物をかばんに入れた時、水滴で回りのものが濡れてしまうのに困っていたのですが、こちらのペットボトルカバーを使うようになってから、全くその悩みがなくなりました。ギュギュっと他の荷物と入れてしまっても濡れることなく、安心できます。
さて、フェリーに乗って到着した直島、といえばこちらの赤いカボチャが有名ですよね。
草間彌生さんの赤かぼちゃ。港に到着する人を出迎えてくれるようです。
ガイドブックによると、草間さんは「太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」と詩の一部で語っているそう。
うーん、さすがアーティストの頭の中・・・とうなってしまうような想像力ですが、このカボチャが持つ元気やエネルギー、草間さんの頭の中を少し垣間見られたようなわくわく感も感じられました。
「旅するマフォン」、ということで、クラゲ柄のペットボトルカバーとパチリ!
港では、船を背景にマフォンのシャボン柄が涼しげでした。
直島内をじっくり見ようとすると、一泊二日はかかると思うのですが、今回は子連れだったこともあり、レンタサイクルでサイクリングも楽しみながら、いくつかの施設を周りました。
こちらの地中美術館。
内部は撮影禁止なのですが、この美術館は、実際に訪れないとその素晴らしさは体感できない空間だと思います。
ネットに写真や動画が溢れる昨今、「写真や動画の方が見栄えが良かった・・」「実際のものはイメージと違った」なんてことも多いと思うのですが、こちらの美術館に限っては、写真や動画では、その素晴らしさを味わうことはできないのではないかと感じます。
写真を撮ることが好きなスタッフも、ここにいるときだけは、「ここに今、いる自分」に集中して、神経を研ぎ澄ませて作品を楽しむことができました。
続いて李禹煥(リ・ウーファン)美術館へも。
安藤忠雄さんの、スキがないほど計算された建築にも目を奪われました。
緑豊かな自然と調和する建築物。
「存在」について、「そのものがそこにあること自体のエネルギー」について、深く考えさせられるような空間でした。
一方、子どもは名古屋では見つけられない虫たちに興奮しておりました💦
「家プロジェクト」と呼ばれる、古民家の内部を改装し、アート作品の展示スペースに変える試みも素敵でした。外側から見ると普通の古民家に足を踏み入れると、こんなアートの世界が広がり、わくわくします。
その隣には、普段通りの島の風景があったりと、現在も「生活」が営まれているすぐそばでこのような非日常を感じられるアートの世界が広がるのも、この「家プロジェクト」の魅力だと思います。
こちらは神社。石室と本殿がガラスの階段で結ばれています。
地下部分の狭い通路。
すべては回りきれませんでしたが、色々な作品が見られて心は満足しました。
私にとっては、10年以上前に訪れてから久々の来訪だったのですが、
10年前にあった作品もさびれることなく、そこにあって、地元の方々やスタッフの方々の丁寧なメンテナンスや作品への思いも感じることができました。
下の写真の「南寺」も、外観は黒い建物なのですが、内部で鑑賞すると、人間の持つ知覚の不思議さが感じられる作品になっていて、圧倒されました。10年前も鑑賞したのですが、今回も新たな驚きを与えてもらいました。
夜間もライトアップされた作品もあったりして、なかなか面白かったです。
赤カボチャの中はこんな空間になっていました!
翌日は足を延ばして小豆島まで。訪れた時は「瀬戸内国際芸術祭2022」の開催中。普段以上に島の所々で芸術の存在を感じられました。
寒霞渓という絶景スポット。メインの展望台から少し歩くと、
作品が現れました。
鉄の球体の中に入って景色を楽しむことができました。
ここでも、「旅するマフォン」、マウス柄のペットボトルカバーでパチリ!
影も、日差しによって位置が変わるのだろうなと思うと、また違う時間帯に来てみたいな、と思いました。
YOUTUBEの作り方動画でご紹介しているように、こちらのマウス柄はリバーシブル仕様。裏返すと大人の雰囲気のフロリスト柄のカバーとして使えます。
まったく別の雰囲気の二枚の生地で作ると、楽しめますよ!
このほか、小豆島でも色々な作品が楽しめました。
私のおすすめは直島と小豆島の間にある豊島。
かつては産業廃棄物が問題になった島としてクローズアップされていましたが、今は豊かな自然がアートと調和する唯一無二の島になっています。直島とはまた違ったアート作品が楽しめます。
私のおすすめは、「豊島美術館」です。
こちらも内部は写真撮影禁止なので、中の様子をお伝えできないのですが、素晴らしい空間になっています。
中に入ると、水の音や風の音など、自然と耳を研ぎ澄まさせて周りの「音」に集中している自分に気づきます。
普段落ち着きのない小学一年生の息子も、じっと水の動きを見ていました。
もし許されるなら、一日中でもここにいたい、と感じる空間。
この空間を体感できること、自分が生きている時代に豊島美術館があることを、本当に幸せに思う、そんな体験をさせてもらえる時間でした。
なかなか気軽に行ける場所ではないですが、でもだからこそ、もし機会があれば、時間をかけてでもぜひ行っていただきたいなぁと思いました。
豊島美術館、本当におすすめです!
連れて行ったペットボトルカバーたちも、様々な場所で活躍してくれました。
凍ったペットボトルを直接手に持つと、冷えすぎて持ちにくいですが、ペットボトルカバーに入れれば、触り心地もよく、心地よい冷たさで持ち運びできます。
暑い時は首の後ろにあてたりもでき、なかなか頼もしい旅のパートナーでした。
美しい自然に囲まれたり、非日常を感じたり。
旅を終えて家に帰ると、また新しい気持ちで日常を迎えることができ、心に蓄積できたエネルギーを感じられます。
今回のアートの旅はまとめると、「写真を見るだけでは得られない体験」だったと思います。
maffonの生地も、実際に手に取っていただかないとわからないふわふわ感、大切な方のために、自分のために、心を込めて作品を作る時間の豊かさ、など、写真では伝えきれない魅力がある生地だといつも思っています。
これからも一人でも多くの方に、maffonの生地の良さを伝えられるよう、今回の旅で得られたエネルギーを、また日々の働きに反映させて頑張っていきたいです。
そして、皆様の旅行にもmaffonのアイテムを連れて行ってあげてくださいね。
(瀬戸内国際芸術祭、秋会期は9/29~11/6までです。行かれた方は現代アートの作品巡り、心行くまで楽しまれてください♪)
Happy sewing with maffon.