ミニランチバッグの作り方です。横から見ると三角型がとても可愛いです。

色々な柄で作りたくなってしまう可愛さです。縦24㎝×横34㎝の生地でできるので、ハギレ消費にもぴったりですよ。

サイズはコンビニおにぎり二個がぴったり入るサイズです。

おにぎりでなくても、シュークリーム１個などちょっとしたお菓子も可愛く持ち運べておすすめです。

内側に保冷シート生地を使います。メッシュ生地・アルミシート・不織布・ポリエステル綿の4層構造になっており、保冷・保温に優れています。家庭用ミシンでも縫いやすくなっています。

普通のアルミシートは家庭用ミシンでとても縫いにくいですが、こちらの生地であればサクサク縫えます！

※100円ショップなどで手に入るアルミシートは生地用ではないため、縫いにくく、破れやすいです。ご注意ください。

後ろから見てもこの可愛さ。ラッピングされたプレゼントのようにも見えます♪

もちろん、リボンを付けないアレンジもOK。ヘアゴムで止めれば大丈夫です。男の子やメンズ向けにはこれくらいシンプルでも使い勝手が良いかもしれませんね。

では早速、作っていきましょう♪

用意するもの

・maffonのリバーシブルジャガードニット生地　縦30㎝×横40㎝

・保冷シート　縦30㎝×横40㎝

・1.5㎝巾リボン　50㎝×２本

上記は裁断に余裕を持った大きさです。正確には型紙は縦24㎝×横34㎝になるので、maffonのリアルショップやイベント時に販売しているカットクロス生地（縦30㎝×横75㎝）で無駄なく裁断すれば、２コ分作れます。

①生地を裁断します

maffon生地、保冷シートを同じ大きさでカットしていきます。裁断図は以下の通りです。

②リボンを挟み、二枚を中表にして縫います

maffon生地の端から９㎝の所にリボンを2枚重ねて合わせ、クリップで止めます。

中表になるように保冷シート生地を重ね、

赤線部分を縫い代１㎝で縫いあわせます。

【布帛生地とニット生地を縫いあわせるときのコツ！】

布帛生地（伸びない生地）とmaffonのようなニット生地（伸びない生地）を縫いあわせる時はコツがあります。

★縫うときは、抑えは軽めに、スピードはゆっくり。そして、必ず布帛生地を上、ニット生地を下にして縫いあわせます。

気を付けていても、どうしてもニット生地に伸縮性があり、ぴったりと縫い終わることが難しいこともあります。その場合は、少しずれたまま縫い終わり、

はみ出した部分をカットすればOKです。

はみ出した部分が数ミリであれば、上記のようにカットしてOKですが、１㎝以上ずれた場合は、下の赤線のように斜めのラインでカットし、マチ部分はそのままの長さになるようにしてください。

広げるとこんな風にリボンを挟んだ状態で縫えていればOKです！

縫い代は手で割っておきましょう。

③筒状にして縫います

中表になるように縦半分に折り

赤線部分を縫い代１㎝で縫いあわせます。

【きれいに仕上げるポイント！】

仕上がりをきれいに仕上げるポイントは、保冷シートとmaffon生地の継ぎ目を上側と下側でぴったりと合わせることです！

この継ぎ目がずれてしまうと、仕上がりの見た目が少し悪くなってしまいます。縫い代を上側も下側もしっかり割って

クリップで止めます。

縫うときも、特に継ぎ目がずれないように気を付けながら、縫い進めます。

リボンは縫いこまないよう、よけて縫ってください。

表から見て、こんな風に継ぎ目の位置があっているよう、ずれないように縫ってくださいね。

縫い終わりました。

リボンは中に入っています。

④底を縫います

底を縫っていきます。

赤線部分を縫い代１㎝で縫いあわせます。

表地になるmaffon生地の方は縫い代１㎝で一直線で縫って大丈夫ですが

裏地の保冷シート側に返し口を残さなければいけません。

中央に返し口６㎝を縫い残します。

まず２㎝縫って返し縫い。

一度糸を切って

返し口を残し、端から２㎝を縫いあわせます。

縫えました。

⑤マチを作ります。

マチ４カ所を作っていきます。

まずは保冷シート側。

先ほど縫った底部分の縫い代は割っておき

角の辺が重なるように折りたたみます。

クリップで止めます。

続いて表地のmaffon生地側も同じように、縫い代を割ってから

角の辺が合うように折り畳み、クリップで止めます。

それぞれマチの部分がクリップで止められました。

縫い代１㎝で四か所縫います。

縫えました！

⑥表に返して返し口を閉じます

保冷シート側に残しておいた返し口から、表に返します。

表に返した状態です。

このままだと返し口が空いたままなので、ミシンで縫い閉じます。

口がぴったり閉じるように合わせて

赤線部分をミシンで縫います。端から１～２ｍｍ程度の所、できるだけキワを縫うときれいです。

縫えました。

⑦形を整え、片方のリボンをカットします

保冷シート部分を内側に入れ込んで、形を整えます

２本のリボンが同じ長さのままだと、結んだときに一方が長くなってしまうので、片方のリボンをちょうどよい長さでカットしていきます。

おにぎりなど、入れたいものがあれば、ベストですが、なければ、新聞紙などを形作って詰めると、形が取りやすいです。

中にものを入れた状態で、リボンを結んでみます。

一方が長くなるはずなので

余分な部分をカットします。

このリボンの長さは、中に入れるものや結び方によって変わります。お一人お一人、ちょうちょ結びがきれいに出る長さ、結びやすい長さでカットしてください。

リボンの端はほつれ止め（100円ショップなどでもご購入いただけます）で処理します。

完成です！

後ろから見ても、コロンと可愛い♪

おにぎりはコンビニおにぎり２個、ピッタリ入るサイズ感です。

簡単に小さな生地でできるので、是非作ってみてください。

色々作って、リボンの色との組み合わせも楽しめそうです。

こちらはちょっとクールな配色に。

もちろん、リボンなしで作ってもOKです。

その場合、ヘアゴムで止めると便利です。

男の子やメンズ用にはこれくらいシンプルな方が使い勝手も良いかもしれませんね。

同じ作り方で、サイズだけ変えれば、お弁当バッグにもアレンジできそうです♪

保冷シートとmaffonの生地を使って、楽しいランチバッグで新学期の準備をするのはいかがでしょうか。お気にいりの生地で素敵な作品、作ってみてくださいね。

作った作品をInstagramなどSNSにアップする際は

#maffonレシピ作りました

のタグをつけていただけると、スタッフも皆さんの作品が見られて嬉しいです。

是非お気に入りの作品、作ってみてください。