縮小コピーでキッズ用カラフル*ジャガードニットソックス

こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。

新しい様式で生活が始まったものの、まだ慣れないこともたくさんありますよね。小さな緊張が続き、自分でも気づかないうちに、心に負担がかかってしまっているかもしれません。

そんな時、支えになるのは、体が自然に気持ちいいと感じるモノやコト。

maffonのふわふわ肌触りの服やマスクや靴下が、皆さんの心を癒していたら嬉しいです。

さて、今日は、ご好評いただいているカラフル*ジャガードニットソックスのパターンを縮小コピーして作るキッズ用サイズの作り方をご紹介します。

今回のブログでは、

  • 縮小コピー倍率
  • Tシャツからリメイクソックス
  • もっと簡単 つま先アレンジ
  • 2柄を組み合わせて、もっとカラフルソックス
  • ベビーサイズご紹介
  • 組み合わせが楽しい 配色ご紹介

に分けて、ご紹介していきますね。

■縮小コピー倍率

無料プレゼントしているパターンサイズは、22~24.5㎝のレディースサイズです。

キッズサイズを作るときの縮小コピーの目安は、

  • 95%縮小  20.5~ 22㎝
  • 90%縮小  19  ~ 20.5㎝
  • 85%縮小  16  ~ 17.5㎝
  • 80%縮小  14.5~ 16㎝
  • 75%縮小  13  ~ 14.5㎝
  • 70%縮小  11.5~ 13㎝
  • 65%縮小  10  ~ 11.5㎝
  • 60%縮小  8.5 ~ 10㎝

をご参考にしていただければと思います。

サイズ別に並ぶと、とってもかわいいです。

ただ、履き心地は、足の厚さや好みによって本当に変わります。

とりあえず、まず一度作ってみてから、履く子に合ったサイズを見つけていってもらえればと思います。

ゆったりサイズの方が、子どもは履きやすいようです。自分で履けると、自信につながりますね。

なんだか大家族感あふれる靴下たち。すべて同じ配色だと、お洗濯した時に、わかりづらくなってしまうかもしれないので、リブの色を変えたりするのもおすすめです♪

また、かかとから履き口の長さがそのままだと、ふくらはぎあたりが長すぎて履きにくいようです。

90~95%縮小は-3.5㎝

■80~85%縮小は、-4㎝

60~75%縮小は、-5㎝

本体の、履き口からかかとの長さを短くしてあげてください。

例えば、この80%縮小のものだと、

上から4㎝を折って、裁断して作ります。

もちろん、履き口をもっと短くすれば、スニーカーソックス(アンクルソックス)になりますよ。

そして、縮小コピーをかけていくにつれ、縫い代も小さくなっていってしまいます。80~90%縮小であれば、そのままで大丈夫だと思いますが、小さめサイズを作るときは、

縮小パターンに数ミリつけてパターンを切っておくか、

パターンはそのまま切って、生地を裁断する時に数ミリ大きめに切ることをお勧めします。

作り方は、大人サイズと同じです。

家庭用ミシンでの作り方はこちら↓

ロックミシンを使った作り方をこちら↓ではご紹介しています。ご参考にしていただけると嬉しいです。

■Tシャツからリメイクソックス

キッズ用ソックスにぜひともおすすめしたいのが、サイズアウトして小さくなったお古のTシャツからソックスを作る方法です!

色んな思い出がつまった子供のTシャツ。でも知り合いにあげるにはちょっとけば立って、遠慮してしまう、でも捨てがたい・・・というお古のTシャツ、ソックスにリメイクしてみてはいかがでしょう。

こちら、着なくなった100サイズのTシャツ。カブトムシ柄です。

昆虫好きの息子が本当に気に入って、たくさんたくさん、着ました。

(本当にたくさん着たので、ネットにも入れず、ガシガシ洗濯機であらっていました。かなりよれています💦でも、母親としては、この服であの公園にいったなぁ、など、見るたびに思い出されて、なんとなく捨てがたい思い出深い服です)

でもいくら思い出深くても、タンスに眠っているだけ。(そして、もう眠っている他の服もたくさんあります💦)

ここは、一念発起して、リメイクしてしまいましょう!

見頃に90%縮小した型紙をおいて、チョキチョキ、裁断します。先ほどご紹介した通り、本体上部は-3.5㎝、短くしています。

二枚一緒に切れるから、便利です。

つま先とかかと、履き口部分は、コルクのスパンフライスを用意。

縫います。

かかとの★の位置は、特に慎重に。(★の位置について知りたい方はこちらのブログをごらんくださいね→父の日にとっておきのプレゼント ~ロックミシンで作るカラフル*ジャガードニットソックス~

できました~♪

Tシャツから旅立つ靴下さんたち。


リメイクしてもう一度、使うと、心の満足感が違います。

今回は同じ配色にしましたが、表側に使っていた方は、けば立ってしまっていることも多いです。でも表側はけば立っていても、裏側はまだキレイ、大丈夫、ということも多いです。元のTシャツの裏側を使ったソックスも、異なる配色が楽しめて、おすすめです。

このきつね柄もたくさん着て、洗濯を繰り返し、この度サイズアウトとなりました。

裏側を表面にしたソックスにリメイク。かかと部分は袖からとりました!

裏側は、まったく違う新鮮味があるのも、面白いです。

※ソックスという足元で使うものなので、少々のけば立ちは、まったく気になりません!ということも、しっかり書いておきます(笑)。お好きな方の配色で、リメイクを楽しんでもらえたらうれしいです。

■もっと簡単 つま先アレンジ

靴下づくりがもっと簡単になる、時短ワザをご紹介します。

もとのパターンでは、本体部分とつま先部分は分かれているのですが、

つま先部分を同じサイズで作って、このように、パターンにつま先部分を付けてしまって、合体したパターンを作ると、

つま先をつける手間が省けて、時短になります!

型紙に合わせて本体を裁断して、

かかと部分を、いつもと同じように縫い付けたら、

つま先はもうついている状態なので、そのまま脇を縫う工程に入れます!

履き口を付けたら、もう完成です!


この方法だと、つま先を付ける部分と履き口の部分を間違えるミスも防げます。

見た目は、やっぱりつま先もスパンで切り替えた方が、より「ソックス感」は出ますが、つま先そのままバージョンでも、それほど気にならないかと思います。

お好みによって、作り分けてもらえればうれしいです。

我が家では、同じ柄で似たサイズを作ったとき、間違えないように、一つはつま先スパン切り替え、一つは本体生地そのままバージョン、など作り分けています。

つま先を付ける縫い代部分がないので、履き心地もよりスムースです。

キッズ用だけでなく、今までの作り方で、つま先部分のゴロツキが気になられていた方に、ぜひおすすめしたいです。

以上、時短ワザでした!

■2柄を組み合わせて、もっとカラフルソックス

本体部分を一枚ではなく、二柄くみあわせれば、もっとカラフルソックスになります。

パターンの切り込み線を境にして、二柄裁断します。

今回は、ギンガムチェック柄のレッド×アイボリーと、らせんドット柄を組み合わせてみます(らせんドット柄は、さきほどご紹介したつま先合体バージョンで裁断しています!)。

中表に合わせて、

直線ミシンで、半分まで縫います。ここはロックミシンではなく、直線ミシンで。返し縫いもしっかりと。

縫えました。

あとは、いつもと同じように、かかと部分と履き口を付けてください。

もっとカラフルなジャガードニットソックスの完成です!キッズ用であれば、これくらい色々柄を組み合わせても、楽しいと思います。

ギンガム×テリア柄でも作りました。

作っている間も、とっても楽しいソックスたちでした。

これまでのパターンでは生地の長さが足りなかったハギレたちも、この方法なら使えることもあります。カラフルなだけでなく、ハギレ処理にも役立つこの方法もぜひお試しいただけたら嬉しいです。

いろんな柄を引き立てる、ギンガムチェック柄はこちらの記事もご覧ください。

■ベビーサイズご紹介

一番最初の縮小率では、

  • 60%縮小  8.5 ~ 10㎝

とご紹介しました。

6か月~12か月くらいのサイズ感ではないかと思います。

(ただし、赤ちゃんの足の大きさや細さは、本当に個性あふれていて、バラバラのようです。一人ひとりの赤ちゃんにあったサイズを見つけてあげてくださいね)

これより小さな新生児サイズを作るときは、パターンをより小さく、50%や55%に縮小してしまうと、足首部分が細すぎて、赤ちゃんには履かせにくいようです。

そこて、ベビーサイズ用に、以下のアレンジをご紹介します。

  • 60%縮小コピーのパターンを使い、甲の部分の中央を-2.5㎝に(履き口がゆったりしてより履かせやすくなります)
  • 上記でご紹介したつま先を本体につけたパターンに(より縫い代が少なくなり、優しい履き心地にできます)
  • 同じく、履き口も別布をつけず、本体布を2㎝中に折りこんでジグザグステッチに(同上)

実際に新生児サイズを作ってみましょう。

60%縮小コピーしたパターンを用意します。

甲の部分が2.5㎝短くなるように、折りこみます。

生地を裁断します。かかと部分も同じく60%縮小コピー版を使ってください。

縫い始める前に、履き口を2㎝、折っておきます。

縫い始めます。細かい作業には、ロックミシンより直線ミシンの方が向いています。

まずはかかと部分を縫い付けて

履き口は、表に返してから筒の中を覗き込むように縫います。直線ミシンでもよりですが、私はより伸縮性があり、端ミシン処理にもなるジグザグステッチを使っています。

あっという間にできました!


可愛い小さなピーナッツ柄のソックスです。

ベビーサイズは、お人形の靴下を作っているようで、可愛さにきゅんとします。

繰り返しになりますが、赤ちゃんの足は本当に色々。上記の作り方では、足首が太い、細い、甲の長さが長い、短いはご自分でアレンジして、お子さんにぴったりサイズを作っていただければと思います。

(ただ、50%~55%縮小した場合、そのままだとやはり甲の部分が長くなってしまうようです。50~55%縮小でも、甲の部分は2~3㎝短くした方が赤ちゃんの足にフィットするようです)

べビーには、優しく細かい柄が似合います。こちらはユニコーン柄。

冬場はもちろん、夏のエアコンが効いた部屋の冷え対策としても使えそうです。

でも、赤ちゃんのソックスといえば、履かせても履かせても、ぽいぽい脱げてしまうもの。私も抱っこしてお出かけして、帰ったらソックスが片方、ない、なんてこともよくありました。

小さなハギレですぐ作れるので、いくつか作っておくのもいいと思います。

もちろん、出産祝い用に何かお洋服など作ったとき、余ったハギレでプレゼントするのもおすすめです!

■組み合わせが楽しい 配色ご紹介

本体部分で二柄を組み合わせる作り方はご紹介しましたが、かかとやつま先も、スパンにこだわらないで作ってみると、もっとカラフルに楽しめますよ。

ひつじ柄×テリア柄×コルクスパンフライス

ジグザグステッチ柄を配色違いで。

ドット&ボーダー柄なら、裏表で左右はいても、オシャレです。

レッドのスパンフライス生地は、ブルー系の生地とあいます。マッチ柄と組み合わせて。

色んな組み合わせで作ってもらえば、より楽しいと思います。

手前、左から、スイカ柄花とちょうちょ柄ミレットパターン柄です。

つま先やかかと部分は、スパンフライス生地にこだわらなくても良いと思います。ただ、履き口はズレ落ち防止のため、スパンフライスをお使いになることをお勧めします。

お子様が、「今日はどの靴下にしようかな~」なんてご家庭で喜んでもらえたらうれしいです。

作ったときは

#maffonレシピ作りました

とタグ付けしてもらえると、スタッフの励みになります。

はまってしまうと、柄合わせが楽しくて、どんどん作ってしまうカラフルソックス。タワーになるくらい作ってしまいました。小さな靴下屋さんが開店できそうです(笑)


作る楽しみにが伝わっていたら、嬉しいです。

出来上がったものを、身に着けてもらったときの笑顔が一番うれしい。

Happy sewing with maffon.

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