こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。
春らしいぽかぽか陽気の日が増えてきました。
コロナが心配ではありますが、やはり気温があたたかくなってくると、少しでも前向きな気持ちになれますね。ソーシャルディスタンスなど気を付けながら、春を楽しんでいきたいです。
今日は甘いもの大好きなお子さんや小物使いにおススメしたい、カップケーキ柄をご紹介します。
ふわふわの生地にぎっしりと描かれたのは、いろんな種類のカップケーキ!
太線のタッチがぽってりとしたポップなかわいらしさを醸し出しています。
もちろん裏側はリバーシブル。杢グレー地に、白い線でカップケーキが描かれています。
一つ一つ、細かく描きこまれていて、見ているだけで甘く楽しい気持ちになれる柄です。
イチゴの部分だけ刺繍しても、可愛いと思います。
スイーツ好きなお子様や、かわいいワンちゃん、小物使いなどにぜひ使っていただきたい柄です。
今回は、白い袖口、裾をつけて、120サイズのトレーナーに仕立ててみました。
生地巾165㎝の場合、長さ50㎝でこんな感じで型紙が置けます。
柄の上下の向きがないので、型紙も配置しやすいです。
裁断できました。
残ったハギレです。
ちなみに、皆さん、ハギレって、どう使ったり保存されていますか?maffonのブログでもいろいろご紹介していますが、やっぱり作品を作るたびに、どうしてもたまっていってしまうもの。
そこで、私は、「少しでもハギレを出さない方法」として、
「作品を作るときに、できるだけハギレを残さない=使い切る」を心がけています。
文章にすると、「ハギレを出さない方法が、ハギレを出さないようにするって当たり前じゃないですか!」と突っ込まれそうですが💦
ご説明させてください。
例えば、何か作品を作った時、残った部分の使い道をその場で決めてしまうのです。
例えば今回、165㎝巾の生地を裁断して残った、この33㎝のハギレ部分を、
通常であれば、そのままたたんで、ハギレボックスに入れておくのですが、
そうではなく、その場でソックスの型紙を置いてみます。
そのままでは1足分(2枚)とるのは難しそうですが、足首から上を少し短くすれば入りそうです!
足首部分から上を短くして、1足分裁断できました。
かかと部分も切って、あとは履き口部分のリブを用意すれば、ソックスができます!
ソックスを裁断後、それでも残った残りの細長い部分のハギレは、
形を整えるために、出っ張った部分はカットして、
細長くたたみやすい形にして、
ハギレボックスにしまいます。最初のハギレよりかなり小さくなりました。断捨離やシンプルライフの基本でもよく言われますが、一気に何か捨てたり片づけたりするのではなく、日々の一つ一つのことで無駄なものを少しづつなくしていくと、モノが少なく、より有効に使える気がしています。
ソーイングでも、何か作った時のハギレを、「いつか使うだろう」とそのまま残しておくと、結局何を残したかわからなくなり使わなくなってしまうことも多々あります💦
メーンの作品を裁断し終わったその場で、あまり布をどう使うか考えてできるだけ使うようにしておくと、ハギレがたまって困ってしまうことが減ります。(それでもたまってしまいますが・・💦)。
私は、
- 20㎝×20㎝あれば、ハンカチに→maffon×Wガーゼでハンカチ作り
- もう少し大きければ靴下に→カラフル*ジャガードニットソックス
- 縦30㎝×横40㎝あればコップ袋(巾着)に→コップ袋・シューズ袋の作り方
- 絵の部分が可愛ければ、キーホルダー(チャーム)に→キーホルダー(チャーム)作り
- ワッペンに→新・maffonワッペンの縫い付け方
- マスクが足りなくなってきたらマスクに→「ふふふ・ふわふわジャガードニットマスク」 パターン・レシピ
など決めて、裁断したその場でできる限り使っていくようにしています。メーンの作品+その流れで小物を作ってしまえば、ミシン糸を変えなくてもいいので効率的ですよ。
maffonの生地は職人たちによって丁寧に編まれ、細部までデザインが施されているから、スタッフも、小さなハギレでも本当に捨てがたいです。皆様にも、最後まで大切に使っていっていただければ本当に嬉しいです。
さてトレーナー作りに戻りましょう。
袖口などにはmaffonのスパンフライスを使いました。
こちらは初心者さんでもワンランク上の仕上がりが実感できる優秀スパンフライス。ぜひお使いいただきたいです。
色々な色があります。ぜひチェックを!
裁断できました。
杢グレー地か、白地か、どちらを使うか、どちらもかわいくて本当に悩みました。こうやって色合わせ、生地合わせを考えている時間が、一番ソーイングで楽しい時間かもしれません。
今回は、白地に杢グレーのデザイン側で作りました!
撮影していると、甘いもの大好きな食いしん坊の手が伸びてきて・・・
「ケーキの服、ぼくも着たい!」
女の子っぽい柄で嫌がるかと思いきや、結構気に入って着ていました。甘いもの、やっぱりうれしいんですね。
ソックスも履きました。
服とおそろいコーデでもよいですし、ソックスだけワンポイントにはくのもかわいいかもしれません。
ソックスであれば、可愛い柄、派手な柄でも大人も大丈夫ですよ。スタッフもずっとmaffonソックス、愛用しています。ゴロゴロ感が最初は気になりますが、履いているうちに気にならなくなるのが不思議です。少し縫い代はありますが、自分の家で生地からソックスが作れる喜び、ぜひたくさんの方に味わっていただきたいおすすめパターンです。
今日ご紹介した生地はこちら。
こちらはポップな配色。雰囲気が変わってこちらも可愛いです。
先が見えず、不安定な時こそ、ソーイングなど手仕事をすると、ゆっくりとした時間が心の中に流れるのがわかります。
忙しい現代だからこそ、誰かのために、自分のために、手を動かして自宅で服を作る大切さを伝えていきたいです。
Happy sewing with maffon.