maffonでスタイ~3枚重ねのご提案~

こんにちは!maffonスタッフのアンジーです。

maffonの生地はふわふわの肌触りだからベビーグッズにお使いいただいている方もたくさんいらっしゃいます。

そしてソーイングも初めて、という方が、初めて挑戦するのも、このアイテムが多いのではないでしょうか。

赤ちゃん時期の必須品、スタイです。

こちらのブログでは、少し大きめまんまるスタイをご紹介しています。

プレゼントにもピッタリで、スタッフも出産祝いには、このスタイと布ドーナッツ、ハンカチなど小物セットを贈ることが多いです。

これまでのブログでは、表布と裏布にどちらもmaffonの生地を使う2枚重ねでご紹介していたのですが、

「うちの子のよだれはとっても多くて、2枚重ねだとすぐに濡れてしまう・・・」

「すぐに変えなきゃいけなくて大変・・・」

というお声もいただきました。

そんな方にもぜひ、おすすめしたい、

maffonの生地を3枚重ねたスタイ作り

を今日はご紹介します。

といっても、作り方は、ブログの二枚重ねと同じ。

(↓基本の作り方はこちらをご覧ください)

まず、表布と裏布になる生地を決めます。

今回はミドルグレー×ピンクのダイナソー柄と、杢グレー×アイボリーのベーシックドット柄を使います。

どちらの色を表にしようか・・・ソーイングをしていて、この時間が一番楽しいと言っても過言ではありません。生地を見て何を作ろうか、どちらの色を使おうか、考える時間は本当にワクワクします。

まんまるスタイには、縦横30㎝四方のハギレがあればできます!

(より正確には、縦30㎝、横27㎝で大丈夫です。)

そして、内側に挟む生地は、表からは見えないので、色の濃い生地でも、なんでも大丈夫です。

例えば、新しいハギレを使うのではなく、上のお子さんが着古したTシャツなどの再利用はいかがでしょうか。

本当によく着たカラーブロック柄。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SOR_0058-1024x681.jpg

お揃いで着てくれて、懐かしい思い出です・・・。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SOR_6544-1024x713.jpg
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SOR_6562-1024x641.jpg
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SOR_6588-1024x577.jpg

でも、もうサイズアウト!

褪せない思い出はそのまま大切に、Tシャツは新しい形に生まれ変わらせましょう!

ハンドメイドの服って、頑張って作った分、サイズアウトした時や何度も着て生地がくたびれてしまった時、手放すべきなんだろうけれど、思い出が詰まっていて、なかなかできない・・・ということもあると思います。

そんな時は、新しい形にリメイクしてみましょう。生地を有効活用できたことに、きっと前向きな気持ちになれるはずです。

お兄ちゃんの着ていたTシャツを利用したスタイを妹がつけている、なんて考えるととっても心が温かくなりそうです。

まずは、Tシャツをチョキチョキ。解体します。

表布、裏布の上に重なるように内側に挟む生地(今回はTシャツ)を置いて、

三枚がずれないよう、型紙の上に文鎮を置いて押さえてから、裁断します。

切れました。

型紙と文鎮を外します。

めくって、二枚の生地が中表になっていることを確認します。

三枚重ね、ふわふわの厚みです。

ソーイングクリップで止めます。できるだけ多めに止めた方が、ずれにくいです。

ずれないように、ゆっくり縫っていきます。

特に初心者さんはこの「ゆっくり」がポイントです。

速いスピードで縫うと、生地がずれやすいので、ご注意ください。

返し口を残すこともお忘れなく。

縫い終わったら、返し口から表に返します。

返し口を閉じて、

スナップボタンを付けて、

(レシピでは、面ファスナー(マジックテープ)を付けていますが、今回はスナップボタンにしました。マジックテープの方が簡単ですが、付けるときにちくちくするのが苦手なお子さんもいらっしゃるようです。お子さんに合わせてアレンジしてあげてくださいね♪)

完成です!

3枚重ねでふわふわの厚み。

ベーシックドットの裏側。

リバーシブルで使えるスタイです。

モデルさんに着けてもらいました。

ピンクのダイナソーがとってもかわいらしいです。

小さいころだけの、まん丸なお顔に、まん丸なスタイが良く似合います。

裏側のベーシックドット。無地のお洋服のアクセントになります。

違う配色でも作ってみました。

こちらのグレー側のダイナソーも、シックな上品さがでて可愛いです。

裏側は白地にグレーのベーシックドット。たまらない愛らしさです。

「まんまるさ」がとっても可愛いmaffonオリジナルパターンのまんまるスタイですが、もう少し小さい方がいいな、という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、日本ヴォーグ社さんの「いちばんよくわかる赤ちゃんと小さな子の服」に掲載されている

少し小さめスタイはいかがでしょうか。

まんまるスタイと並べると、これくらいの大きさの違いです。

こちらのスタイは、縦30㎝×横23㎝の生地でできました。

同じように、maffonの生地3枚重ねで作りました。ばっちり、ふわふわの厚みです。

自分で使いやすいサイズが作れるのがハンドメイドの良さ。

お子さんに合わせて、ぴったりなスタイを作ってあげてくださいね。

maffonソーイングTips♪

中表になるように重ねて作るスタイ。

maffonの生地はリバーシブルが特徴ですが、リバーシブルゆえ、

「あれ?どっちを表にするんだっけ??」と作っている時にわからなくなってしまうこともしばしばあります。

そんな時、最初にこの生地とこの生地が外側にくるように・・と決めたら、シールを貼っておくこの方法はいかがでしょう。

縫っているうちに知らず知らず、想定していた完成の配色とは裏側になってしまっていた!という失敗が防げます。(スタッフも、お揃いで配色を変える予定だったのに、一着の右袖だけ配色間違えてた!なんてこと、たくさんありました・・・)

同じくらいのサイズのお揃い服を作るときにもとても便利な方法です。詳しくはこちらでどうぞ。

3枚重ねて、この厚み。

しーーっかり、ベビーのよだれも受け止めてくれそうな、生地3枚重ねでスタイのアイデア、是非作っていただけたら嬉しいです!

以上、3枚重ねのスタイ作りのご紹介でした。

初めてソーイングされる方は、過去にソーイング初心者のスタッフが挑戦したブログがご参考になるかもしれません。丁寧に、ゆっくりやれば、初心者さんでも大丈夫。難しがらず、ソーイングの楽しさを体験していただけたら嬉しいです。

maffonのブログでは、このほかにも、maffon生地を使ったベビーグッズのご提案をしています。

是非ご参考にしていただければ嬉しいです!

ハギレセットはカートに在庫がない場合もございますが、お手持ちのハギレに活かせるアイデアとして、読んでいただければ嬉しいです。

このブログを書くために、スタッフも昔の写真を見返していましたが・・・赤ちゃん時期のかわいらしさに、作業する手が止まってしまいました。

あの頃は、あんなに大変で、「早く大きくなって~!!」と願うばかりの日々だったのに。

周りから「今のうちだけだから、頑張って」と言われても、「そんなの言われても、私は今、寝たい!休息したい!」と思っていたのに。

過ぎてしまえば、あっという間、ということを子育てでは感じさせられます。

今、小さなお子さんがいらっしゃって、毎日、本当に本当に大変な方もたくさんいらっしゃると思います。本当に本当に、お疲れ様です。

ただ、きっとその忙しい日々を懐かしく思う日が来ると思います。

とはいえ、大変なことをお一人に「頑張れ」というつもりは全くありません。

一人で頑張るよりも、今、助けてもらえるところは、家族以外でも、地域の方、職場の方、お友達の方、行政の方など、色々な方に助けてもらって、お母さんはとにかく休むようにして、何とか乗り切ってほしいです。

私自身も子育てでたくさんの方に支えていただきました。

きっと私自身が幼いころも、両親もたくさんの方に支えてもらったのだと思います。

そんな、子育てを通じた人と人のつながりに寄り添うように、maffonの生地があったら幸せに感じます。

スタイは初めての作品作りにぴったり。ぜひ挑戦してみてくださいね。

Happy sewing with maffon