この夏、皆様よりたくさんご応募いただいた #maffonハギレ活用選手権 。
優秀賞の傘の持ち手カバー、
アイデア賞のぷっくりリボン、
に続き、
今回はアイデア賞を受賞した こせと様の「おりものシート」をご紹介します。
こちらがご応募いただいた作品です。
色々な色があってみているだけで楽しそうです。
市販のおりものシートのサイズ感はこんな感じです。
作品自体の完成度も高いのはもちろんですが、審査時、スタッフたちの心を打ったのは添えられたコメントでした。
「出来れば、男性の方は読まないで頂きたい…です。🙈ほんの少しだけ有る…乙女心です。お恥ずかしい🙈
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１６×１６センチのハギレで、布ナプキンおりものシートを作りました♥️
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ハンカチ型なので、お洗濯の時も恥ずかしくないです😊maffonさんのふわふわの布がデリケートな部分に、優しい♥️
私は、何で今までこれを作って使ってなかったんだろうか！！！と、とても悔やまれます。
そのくらい、今では欠かせない秘密の相棒です♥️
暑がりの私は、ムンムンしてしまうので🙈スカートや、ゆとりのある👖パンツの日は、maffon×maffon。
スキニー👖デニムの日は、maffon×ダブルガーゼ。を使い分けてます。
寒くなったら…maffon×ダブルガーゼ×maffon。で、暖かタイプも作ろうと思ってます。
今まで、市販のおりものシートを使ってましたが…痒くなったり。…お股におできが出来たり🙈
使わないと、おパンティーが、汚れて悲しいし🙈悩み、トラブルが多かったので…これは、本当おススメしたい♥️です。」
maffonの生地が綿１００％、ふわふわの肌触りなのは、お使いいただいている皆様ならきっともうご存じだと思います。
ただ、そのふわふわ生地をデリケートゾーンに使うと、とっても快適なんだ！ということ、
スタッフもずっとお伝えしたかったのですが、どう伝えたらよいのかなぁ、と考えあぐね、はっきりとした答えが出ないまま、なかなか機会がないままでした。
そんなスタッフの気持ちを見事にコメントで表してくださいました♪
作り方もとっても簡単です。
１６㎝×１６㎝の生地を２枚用意します。（出来上がりサイズは14㎝×14cmになります）
生地の方向（縦横それぞれ引っ張ってみて、伸びにくい方）が、互い違いになるようにしてください。
四角は丸くカットします。
中表に合わせて返し口を４～５㎝残して周囲をぐるりと一周、ミシンで縫います。縫い代は１㎝です。
（通常、お洋服を縫うときは伸縮性が必要になるのでニット生地専用のミシン糸をおすすめしていますが、小物で伸縮性が必要でない時は、通常のミシン糸を使って大丈夫です。）
ダダダッと速く縫いたいところですが、速く縫うと出来上がりが波打ってしまいます。
「スピードはゆっくり！」がきれいに縫うコツです。
自分の体をいたわるような気持ちで・・
布ナプキン、おりものシートのようなデリケートゾーンに使うグッズだからこそ、丁寧に作られたものを使うと、心がホッとします。
お使いのミシンの一番遅いスピードを使うくらいの気持ちで、一針一針、丁寧に縫ってみてください。きっときれいに仕上がりますよ。
縫えました。
四角は余分な縫い代をカットしておくと、表に返した時、よりきれいな仕上がりになります♪
返し口から表に返します。
アイロンで形を整えてから
周りをぐるりと一周、ステッチを入れて縫います。
ステッチ幅はお好みですが、より際を縫うようにすると、上品な仕上がりになります。
もちろん、このミシンも「スピードはゆっくり」で！
角にスナップを付けて、完成です！
使っているのはカジテックさんのミニハンドプレスです。
ショーツに着けるときは、こんな風に折り曲げてスナップを止めて使います。
裏側でも使えます。
そしてこの作品が素晴らしいのは、お洗濯の時。
「ザ・生理用品」！という形をしていないので、洗濯物を干すときも、他のものと一緒にストレスなく干せます。
大人の女性らしさを感じさせる、ボタニカル柄やダリア柄で作っても素敵です。
表と裏で違う生地を使ってももちろん良いのですが、同じ生地の裏表を使ってもシックにまとまります。
デリケートゾーンにこそ、maffonのふわふわ、最高の肌触りの生地を。
憂鬱になりがちな時期でも、ほっと優しい気持ちになれます。
出来上がりのサイズは１４㎝×１４ｃｍの正方形。折り畳まなければ、パッと見、生理用品とは思えない所、本当に素敵です。
是非お気に入りの柄で、快適なアイテムを作ってみてください。
生理用品としてだけでなく、尿漏れなどにも使えると思います。
お好みで何枚か重ねて見たり、こせと様のようにガーゼと組み合わせてみたりと、色々な組み合わせでご自分にぴったりな快適スタイルを見つけていただけたら嬉しいです。
スタッフは２日目の経血が多い方なので、少ない日はハンカチタイプ、多い日は羽根つきタイプ（３枚重ねやキルトニットを使ったり）を愛用しております！
そしてブログをずっと読んでいただいている方はピンときたかもしれません。この作り方、ハンカチ作りでご紹介した作り方とほぼ同じです。
簡単に可愛い作れて、快適さにもつながる素晴らしいグッズです。是非作ってみてくださいね。
スタッフ自身は布ナプキン愛用者です。もう１０年以上、突然の外出時などを除き、市販の生理用ナプキンを買ったことがありません。
市販の紙ナプキンを使うのをやめた一番の理由はデリケートゾーンのかぶれでした。
なんだかかゆくなったり、変えるときの独特なにおいも苦手でした。それが生理中の不調にもつながっていた気がします。
トイレに行くたびに、面倒だなぁ、気が進まないなぁ、と気分が沈みがちになっていたのです。
しかし、月経カップという生理用品を知って、布ナプキンと組み合わせて使うようになってから、それまでのように気分が落ち込むことは各段に減りました。
まず、かゆみが一切なくなりました。とっても快適です（私の場合、紙ナプキンがかゆみの原因だったようです）
布ナプキンを使っている、というと、やはり「漏れないの？」と心配される方が多いのですが、私の場合、月経カップと併用しているので、2日目の夜などどうしても量が多い時をのぞき、漏れの心配をすることはないです。
さらに、月経カップも布ナプキンも繰り返し使えるのでとってもエコ。袋いっぱいに薬局でナプキンを買い込む手間や費用もなくなりました。緊急時の外出時を除き、「いつ生理がきても、災害があっても大丈夫！」と心強く受け止められます。
あとは個人的な話なのですが、紙ナプキンを変えるときの「ベリッ」「ピリピリ」という音がどうしても苦手で・・布だとそんな音がしないのも気に入っています。
さらにmaffonの生地を使って自分で作るようになってからは、可愛くふわふわの肌触りの布ナプキンを選ぶことも整理中の楽しみになっています。どうしてもお腹が痛かったり、免疫が落ち気味だったりと体にとっては負担がかかりやすい時期。ちょっとした柄の可愛さや彩りが気分を明るくしてくれます。
おりものシートだと上でご紹介した通り、二枚重ねで良いのですが、生理用・特に２日目用布ナプキンだと、もう少し分厚い方が安心かもしれません。私は３枚重ねたり、キルトニット（←以外にこれもおすすめです！）をつかったりしています。※ただし、分厚くしすぎると、乾きにくくもなるのでご注意ください。市販の布ナプキンだと、本体部分と経血を受け止める部分は縫いあわせないように工夫してあるものもありますね。
以上、長くなってしまいましたが、スタッフの布ナプキン愛用談でした。
布ナプキン歴が１０年以上と長めのスタッフでも、今回のこせと様のハンカチ型はいいなぁ！と思いました。
スタッフはこれまで、羽根つきの紙ナプキンのような形で作っていたのですが、やっぱり形が「ザ・生理用品！」という感じで、お洗濯の時など少し気になってしまっていました。
今回、このハンカチ型を教えていただいて、「おぉ！」と嬉しくなりました。
これなら洗濯時、周りの目を気にすることもありません。ハンカチ型なのでおりものシート…。と、恥ずかしくないのが良いです。洗う時、干す時、保管してる時、持ち歩く時毎日の事なので、楽な気持ちで、続けられる事が大切だと思いました。
「フェムテック」というのは、女性のライフステージにおける「生理」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」などの様々な課題を解決できる製品のこと。
生理やおりものの悩みも、本当に一人ひとり違うからこそ、自分に合った解決方法を探していっていただけたら、そして、maffonの生地を使って、自らの手で、自分をいたわるグッズを作っていただけたら嬉しいです。
暮らしをより快適にする素敵な作品をご提案いただいた、こせと様、本当にありがとうございました！
Happy sewing with maffon.